Expo City Dubaiとは?基本情報・開発の特徴・代表プロジェクトを解説

Expo City Dubaiは、Expo 2020 Dubaiの会場を受け継ぎ、住宅、オフィス、文化・イベント施設を備える街へ発展させる開発・運営主体です。住宅の販売だけでなく、地区全体の計画や街の運営に関わる点が、建物単位で開発する会社との違いです。

Expo City Dubai全体の構想と、個別の住宅・区画では、開発の規模や進捗が異なります。この記事で分かることは次の3点です。

  • Expo City Dubaiの制度上の位置づけと街づくりの規模
  • Mangrove Residences、Expo Valley、Al Waha Residencesの特徴
  • 地区の計画と個別住戸の引渡しを比較するときの確認点

Expo City Dubaiはどんな開発主体?

Expo City DubaiとExpo City Dubai Authorityは、2022年のドバイ法第14号に基づき設置されました。公式FAQによると、Authorityはフリーゾーンの管理や企業へのライセンス発行なども担います。住宅開発ブランドとしての名称と、街を管理する機関の役割を押さえておくと理解しやすくなります。

項目内容
名称Expo City Dubai
制度上の基盤2022年ドバイ法第14号。Expo City DubaiとExpo City Dubai Authorityを設置
所在地UAE・ドバイ。Expo 2020 Dubaiの会場を継承
役割街全体の開発・運営、住宅・商業空間の整備。Authorityはフリーゾーンの管理・ライセンス発行も担当
住宅開発の例Mangrove Residences、Expo Valley、Al Waha Residences

出典はExpo City Dubai公式FAQです。街の管理を担う機関と、個別物件の売主・開発法人は役割が異なります。

事業規模と開発実績

ここでは企業の年商ではなく、公表された都市計画と住宅プロジェクトの規模から整理します。計画上の人口と、現在住んでいる人数は異なります。

項目内容
新マスタープランの対象面積3.5平方キロメートル。2024年10月承認の計画
計画上の居住・就業規模将来の居住者3万5,000人、就業者4万人を想定。現在の実人数ではない
Mangrove Residences2023年の発表で3棟・450戸
Expo Valleyの初期販売2023年の第1期発表で165戸。地区全体の最終戸数とは異なる

都市計画の出典はDubai Media Officeの2024年10月3日発表、住宅規模は2023年3月14日の住宅開発発表です。街全体の計画規模、個別案件の戸数、初期販売分をそれぞれ区別して見ます。

大規模な都市計画は段階的に進みます。住宅が引渡しを迎える時点と、周囲の商業施設や別地区が整う時点が同じとは限りません。

開発する物件にはどんな特徴がある?

Expo City Dubaiの住宅は、既存の万博施設や公共空間を活かした街の中に置かれています。Mangrove Residencesのような集合住宅、Expo Valleyのヴィラ・タウンハウス(戸建て)、既存建物を活用するAl Waha Residencesでは、住まいの形が異なります。

例えばMangrove Residencesは、Al Wasl Plazaや公園などへの近さ、庭園やテラスを組み合わせた集合住宅として紹介されています。一方、Expo Valleyは緑地や湖、ワディを取り込む住宅地区です。同じExpo City Dubaiの中でも、街の中心部に近い暮らしと、戸建て中心の住環境を分けて比較できます。

持続可能性や歩きやすさを街の方針に掲げています。日常の移動のしやすさは、住戸と店舗、交通機関、職場との位置関係によって異なります。

代表的なプロジェクト

Mangrove Residences

Mangrove Residencesの住宅棟と植栽を描いた完成予想図
Mangrove Residencesの完成予想図。画像:DRI掲載資料。

現在の公式案内ではExpo Downtownに位置づけられる集合住宅です。1〜4ベッドルームのアパートメントと3ベッドルームのタウンハウス(戸建て)が紹介され、庭園、スカイテラス、プール、ジムなどを組み合わせています。Mangrove Residences公式紹介

地区ページには引渡し開始を2026年第2四半期とする案内があります。ただし、予定表記だけでは対象棟・対象住戸の引渡し完了は分かりません。Expo Downtown公式案内

Expo Valleyのヴィラ・タウンハウス(戸建て)

緑地や湖、ワディを取り込む戸建て中心の住宅地区です。公式サイトはMaha Villas、Yasmina Villas、Shamsa Townhousesなどを個別に案内しています。戸建ての住宅シリーズや区画によって、地区内の位置づけが異なります。Expo Valley公式紹介

初期販売から段階的に開発する地区で、2026年10月22日に確認した公式ページも住宅・施設を今後整備する計画として説明しており、同ページから全地区や各区画の完成・引渡し完了は確認できません。

庭やテラスのある住宅では、道路・隣家との距離、日当たり、駐車場からの動線が住環境に関わります。コミュニティ全体の完成イメージは、各区画の眺望や静かさを一律に示すものではありません。

Al Waha Residences

Expo 2020の建物を住宅へ活用するプロジェクトです。新しく建てる住宅とは異なる、既存の街の資産を引き継ぐ開発の例として位置づけられます。

2026年1月19日の公式発表は、設備、外構、内装などの工事に関する契約と、2027年の完成を目指す方針を伝えています。同発表時点では、完成へ向けて改修を進める段階です。Al Waha Residencesの公式進捗発表

物件を検討するときに確認したいこと

  • 街・地区・住宅の区別
    Expo City Dubai全体のマスタープラン、地区の整備、購入対象の棟・区画を分けて見ます。開発主体と契約上の売主も照合します。
  • 引渡しと施設利用の時期
    対象棟・区画の引渡し通知や工事報告と、周辺の店舗・公共空間・共用施設の開業案内を照合します。
  • 移動と日常生活
    交通機関や駐車場への経路、通勤・通学、食料品の買い物など、日常的な移動を具体的に確認します。
  • 完成後の住戸条件
    Al Waha Residencesでは改修後の内装・設備を、Expo Valleyでは庭やテラスの範囲を、契約図面・仕様書で確認します。

Expo City Dubaiの物件一覧

DRIの一覧では、Expo City Dubaiの掲載物件を確認できます。エリア全体の概要を知りたい方はExpo City Dubaiのエリアガイドもあわせてご覧ください。

Expo City Dubaiの物件一覧を見る

主な参考資料:公式FAQ、2024年マスタープラン発表、各住宅の公式案内。情報確認日:2026年10月22日。計画・引渡し予定は変更される場合があります。

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